2010年11月27日土曜日

2011の手帳とフリクションペン

今日は、非常に小さなことだけれども嬉しいことがあったので忘れないように書いておく。先だって、来年使う手帳をああでもないこうでもないと捜し歩いていたのだが、今日御徒町の『多慶屋』で運命の手帳にめぐり合ったと言うのは大げさか。

それはPILOTの「ORDINAL」というA5スリムサイズの地味な手帳である。黒い表紙で、いかにもビジネスマン然としているのが気に入らないので、しおりとかシールとかで多少ドレスアップしなければとは思うが、180度広げられて、見開き1週間、右側がすべてメモという格好。これが、1週間単位で予定を立てる私にはぴったりなのだ。マンスリーカレンダーもあって、一月の予定も見渡せる。これで700円はお買い得。

さらには、かねてから文房具売り場で試しては感動していたフリクションペン赤&黒。これはしっかりと、詰め替え芯まであるので繰り返し使えるからエコでもある。

このペンが!予定が変わったときに消せるからえんぴつと併用とかしなくてもよいし、なによりもキレイに予定が書き込める。いやぁ、すごいね、さすが、文房具天国日本。

ということでしばしスタバで来年の大計画をしていたら軽く1時間半も夢中になってしまった。

でもこういうのがなんとも言えず好きなの。


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2010年11月25日木曜日

小津安二郎 『お茶漬けの味』


最後に、とってもかわいい奥さんになっちゃうところが笑えた。

「いやぁねぇ、あんた。」「生意気なのよ。」「無理なのよ。」「しょうがないわねぇ。」って相槌が、いかにも台詞っぽくて。

最後、キライだった旦那さん(見合い婚)に惚れ直して、姪のセツコを諭すシーン。

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ねェ、せっちゃん分かる?

よく考えるのよ、よく考えてお婿さんきめるのよ

あんたの一生の問題

ネクタイの好みがいいとか、洋服の着こなしがどうとか

そんなことどうでもいいの

何て言ったらいいのかな

男の人の頼もしさっていうのかしら

それが一番大事なの

あたしもわかんなかった

でも今じゃ、嫌だったことが、何から何まで好きになっちゃったの

あんなにいい旦那様、めったにいないと思ってるの

(1952年の、最先端の夫の基準がこれ(=頼もしさ)ってことかしら?)

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2010年11月24日水曜日

本田直之 『本田式 サバイバル・キャリア術』

こういう本を読むと、小手先の技術とかコツとかそういうTipを期待するけれど、そういうものはないということはいろんなビジネス本を読むとよーく分かる。

この本でだって、社会人のはじめ10年間は、コーポレートキャリア中心に、とある。

10年って、一言で言うけれど、私は始めの仕事は3年半でギブアップ、今の仕事でこれから10年というのは何か果てしない感じがする。

でも、先を急ぐよりも、じっくりと取り組む、量をこなすことでしなやかな仕事の筋肉が養われると言うこともよく分かる。10年はあくまでも目安。今は私は量をこなす時期なんだな、と思う。

本の中に、一ヶ月生活費の半分で暮らしてみるチャレンジが載っていたけれど、面白そう。やってみようかな~なんて。


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2010年11月23日火曜日

酒井順子 『儒教と負け犬』

図書館の「返却されたばかりの本コーナー」は、意外と面白い本があることに気がついた。予約していたDVDが準備できたと知らせが来たので、ついでに立ち寄っただけだったから、とりあえずコレだけ借りて、さっと読み。

ソウル、上海の「負け犬」は、それぞれ「老処女」、「余女」と現地では呼ばれるのだが、それらと座談会をして、「負け犬」の実態を探っていく内容。

まぁ結婚する理由、しない理由、年齢、お金とか学歴の条件…は人それぞれだけど、やっぱり結婚は、「この人となら苦労できると思えるか」なんじゃないかと思う。(これは、『デスパレートな妻たち』でトム・スカーボが言ったセリフのウケウリ)

人間苦労はできるだけしたくないから、その辺における安心項目(お金とかお金とかお金とか)にチェックが入っていれば、なおさらよしですけど。


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2010年11月22日月曜日

南直哉 『老師と少年』

こちらも茂木さんの本に出てきた本。
少年が「自分とは誰なのか」「なぜ人は死を選ぶのがいけないことなのか」などなど、いろんな問いを老師にするのだけれど、老師は絶対に答えをくれない。

自分もそうやって悩んだ、苦しんだ

問うことに意味があって、答えに意味はない

と老師は少年に語りかける。

私は何で生きてるんだろう、とか死んだらどうなるのかなとかあまり考えたことがないし、自分とは誰なのかできればあまり知りたくないかもとか思っているタチ。

でも、どうやったらよりよくなれるかな、というのは常に考えているので、問うことの大切さはよく分かる。

「生きる意味より、死なない工夫」というのが面白い。

答えが得られなくても、毎日なんとかなっていくもんだし、そうやって答えに固執せずにいい意味で流されていくのがいいってことかしら。


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2010年11月19日金曜日

小津安二郎 『東京物語』


茂木さんの本に出てきたためさっそくチェック。

お話はとてもいいけど心に刺さる言葉がたくさんあって、辛い。のりこさんの言う日本語がきれいで、彼女を気遣うお父さんお母さんの言葉にもとても心を打たれた。

もっと見よう、小津安二郎。

今年の残りは、白黒映画で。


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中村薫 『正信偈62講 現代人のための親鸞入門』


私の家は軽く熱心な浄土真宗本願寺派なの。今年は親鸞聖人750回忌ということで、にわかなブームになっていろんな企画がある。

祖母は朝晩この正信偈(しょうしんげ)を読み、各種法要、毎月のお勤めなどでは家族で合唱&合掌という子ども時代だった。でもこれけっこう長くて、ただ読むのではつまらないので、お経の本の説明書きを適当に読んでいたのだけれど結局その場では頭に残らないので、改めて本を読んでみようと思った次第。

ちなみに正信偈の歌いかたもなかなか面白く、真剣に歌おうとしたらそれはそれで面白い。特に、私は後半にちょっと音があがったりさがったりするところは妙にツボで。

とにかく、読んでみたならば相変わらず難しくてまったく頭に入らない。そして、社会問題などとリンクさせて、話を広げているので、なんかちょっと焦点がずれてしまう気がして。毎日のこころがけでこういうところは正信偈によればこうするんだ、みたいなことがさくっと書かれてある本はないものかと。

実はまだ読みきっておらず、半分ほど残っているのでスピードアップしようかしゃん。


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2010年11月16日火曜日

松本佳奈 『マザーウォーター』


めもめも。

セツコのバーでグラスは木村硝子店のもの。浅草では創吉で扱っているらしい。

マコトさんがもっているカゴがいい。エコバッグよりも安定するし。合羽橋で探すか。

この映画は現在のことしか描かれていない。日常は、こういうものなんだと思う。過去に経験したことなんて、記憶の中以外では消えてなくなってしまうんだな。物理的に。



友達とまたおいしいものを持ち寄ってピクニックがしたいと思った。


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2010年11月15日月曜日

川上徹也 『明日、会社がなくなっても、自分の名前で勝負できますか?」


プロフィールの書き方が参考になった。現在→過去→未来でストーリー性を持たせて数字で印象を与えつつ書く、という。

まぁ私は自分の名前で勝負というか、まず、今の会社でできることを精一杯やるのみ。


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宇野千代 『私は夢を見るのが上手』


「ただ、自分の気持ちに忠実に、自然に生きていくためには、女も、いつでも自分で現金を稼げるやうな状態にしておくことが必要だと思ひます。貯金とか株券を持つていて利子が入るといふのではなくて、生身の体で働いてお金を稼げるやうになってゐれば、好きな男が現はれたときに、お金と関係なしに、自然な気持で「好きつ」と駆け出していけるのですから

ついでに言ひ添えますと、駆け出していつても、相手の前で黙つてゐてはだめです。好きだといふ気持ちをはつきりと伝へなければなりません。表現の方法も考へるのです。」

最後の方の、寂聴さんとの対談で、オス・メスの話をしているところから

寂聴「・・・プラトニックラブはお認めにならないですか」
千代「いや、それは認めますけどもね、それはオス・メスの感情から入っていって、それが昇華したというようなことのほうが理想的だなと思いますね」


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さて、駆け出しませうかね、年末にでも。
で、来年あたりからオス・メスの関係で大盛り上がりになりたいところでございます。正直。(lol)

2010年11月14日日曜日

茂木健一郎 『脳が変わる生き方 人はどこまでも成長できる』



これは、非常に勇気付けられた一冊。

「人生で大事なことは、どうなるかわからない、「偶有性の海」に飛び込むことです。自分と異質な何かが来たとき、古い自分を守ろうとせず、そこに飛び込んでみてください。」

「ある行動の結果、ドーパミンという報酬物質が出たら、その行動は強化されます。これが強化学習です。全力でやっとできるくらいの目標を設定して突破すると、もっともドーパミンが出て、教科学習が成立します。」

「どうなるかわからない状況の偶有性こそが、報酬物質を脳に出させ、学びを促す一番のきっかけです」

「直観力を磨くには、体を動かすことです。」

「自分が何者か決め付けないこと、自分の正体がわかったと思わないこと、そして、どうなるかわからない偶有性を楽しめること。人生ではこれが大事です」

「いかに生きるかを教えてくれる学問こそが、本当の学問です。」

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ここまで来たらもう人は変わらないとか、言うけれど、そう決めつけてしまってトライしないのはもったいない。やっぱり。それから、不確実なことばっかりの人生をいかに楽しめるか、結論が見えないところへどうつっこんでいけるか、それが大事。

不確実なことばかりで不安は不安だけれど、最近心配してもどうしようもないか、とは思えるようになってきた。愉しむというレベルまでは、あとちょっと。


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2010年11月13日土曜日

川北義則 『いつでも、逆に考えるとうまくいく。もっと元気が出る71のヒント』

8. 好調なときは慎重に、不調のときほど大胆に

11.健康に留意すると健康を損ないやすい
特に最後のピラミッドの碑文の引用部分『人間は食べる量の4分の1で生きている。残りの四分の三は医者が食っている』 によると、私は明らかに食べすぎ、もうすぐ病院行き???(NOoooooo!)

35.求めることと反対の気持ちをもってみる
『…無心のときによい技あ自然に出るのだ。…<中略>…つまり、ここぞというようなときには、求める結果にこだわらず、無心の境地に立つのがいいということだ』

37.小さな悪をもてば大きな悪から逃れられる
『悪を去れば善もなく、善を去れば悪もなし。ゆえに善物・悪物にして一物、善心・悪心にして一心なり (安藤昌益 『自然真営堂』)←これを読んでみようかしら。

69.会社に頼らない人こそサラリーマンに向く

による、快適なサラリーマン生活の秘訣。
1)会社に頼るのではなく、会社から頼られる人材になる
2)会社に依存しないでも自立していけるという選択肢を用意しておく
3)高い志と熱い情熱を持ち続ける

休みの最後に読むのに、いい本。

2010年11月12日金曜日

泉正人 『不況を生き抜く!お金の常識』


ATMの手数料は10万円の利息よりはるかに多い。
(分かっていながらも、今日も105円、取られてる。しかもこの本読んだあとだから、情けない。)

元金を2倍にふやす計算式:「金利(%)×年数=72」
(まず元金を貯めてから、計算しなければね。)


とりあえず収入の2割はぎりぎり貯金できているので、セーフ(?)

平野由希子 『ル・クルーゼで料理 1:15分でつくる編』


料理本は、実際に作るレシピがどれだけあるかが一番大切な評価項目だ。その点、この一冊は、ほとんど作ってみたいと思えるし、ほとんど味が想像できるし、しかも素材がとてもシンプルで、味付けも塩コショウとハーブ等で、コツがいらないのが嬉しい。

まぁ、コツというのが、鍋なんですけれど。

今日は明日のお弁当の具のために、じゃがいものバターしょうゆ炒めに挑戦。
マッシュルームが残っていたので、一緒に入れました。しょうゆの焦げた香りが、日本人にはたまらない一皿。





でも、肝心のル・クルーゼ鍋がない。

『ジュリー&ジュリア』で登場する、オレンジ色のを、アマゾンのショッピングカートに入れてあるんだけれど。

図書館の寄り道 vol.1

依子はここ1週間ほどイライラしている。いつも使っている耳掻きが家で見当たらないのだ。特に急に必要というわけではないのだが、なぜこんなにもよく、耳掻きはなくなるのだろう。耳掻きはいつも依子の手からはなれると、棚の隙間や本の隙間に隠れて、しばらく姿を消すのだった。だいたいは定位置に、爪切りやメイク道具といっしょにしておくのだが、そもそも耳掻きはいつも決まったときに行うのではなく、あ、なんかかゆい気がする、という時に単品で使うわけなので、そのようなものとは別に、確固とした定位置を設ける必要があるのかもしれない。

それにしても1週間も出てこないと言うのはおかしい。洗面台の小さな箱や、収納棚、机の後ろなどくまなく見てもない。そんな時に限って、耳がざわざわして心も落ち着かない。今すぐにでも、耳の中の皮膚に刺激を与え、いつものあのスカッとしたたまらない気分を手に入れたい、そう思って心がはやるのだけれど、見つからないものは見つからない。しかもこの日の依子は、麺棒では手に負えないイライラを抱えていた。ああ、もう!

仕方がないので別の方法、即ち食べものを補給することによって、イライラをすこし解消しようと、洗濯しようと思っていたグレーのスウェットをもういちど身につけ、ノーブラでボーダーのよれよれのシャツをかぶり、髪の毛をそのへんに落ちていた黒いゴムでただ結った。素足でクロックスもどきのサンダルをひっかけ、歩いて30秒のマクドナルドへ行く。

カウンターでホームレスのおじさんと並びながら、ナゲットを単品持ち帰りで注文をすませ、「よこにずれてお待ちください」との指示に素直に従い、ナゲットが準備されるのを待ちながら、ズボンのポケットの小銭を漁っていると、何かが指にひっかかる。

耳掻きやんか。

そうだった。1週間ほどまえ、珍しく掃除をしていたさいに、ベッドと壁の間で落ちそうになっていた耳掻きをすんでのところで救済し、これはあとで適切な場所に収納しようと、とりあえずポケットにつっこんだのがそのままになっていたのであった。

依子は我慢できず、無心で耳掻きをこねくりまわして耳から全身に広がる快感に身をゆだねた。まるで初めて耳掻きを体験したかのような気分であった。ナゲットの準備ができた。お姉さんが呼びかけている。でも動きたくない。もうしばらく、この心地よさに、酔っていたい。




というストーリーが、あるのかも、ないのかもしれないと思いながら、マックで耳掻きに夢中になっている姉ちゃんを興味深く観察した。日常生活が、なんとも面白いなと思うのは、こういうとき。

2010年11月7日日曜日

Quotes - Julie and Julia (1)



Chocolate Cream Pie...

You know what I love about cooking?

What's that?

I love that after a day when nothing is sure, and when I say "nothing" I mean nothing,

you can come home and absolutely know that if you add egg yolk to chocolate and sugar and milk, it will get thick. It's such a comfort.

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【My訳】

チョコレートクリームパイ…

私がなんで料理が好きか知ってる?

なんで?

だって、確かなものなんて「何もない」一日の終わりに…、しかもね、私が「何もない」っていったら、ほんとに何もないわけよ。そんな日でも、家に帰って、チョコレートとお砂糖とミルクに卵黄を混ぜれば確実に、クリームになって固まるって絶対に分かるんだもの。それってほんとにほっとするわ。

2010年11月3日水曜日

上田惇生 『ドラッカー 時代を超える言葉 洞察力を鍛える160の英知』


タイトル長っ。

最近は日経ウーマンとかに特集が組まれたりして(ずいぶん前な気がするけど)、ビジネス雑誌なんかにも頻出のドラッカーさんの言葉をテーマごとにまとめてある。

正直、経営のことは最近あまり興味がないし、仕事を始めたばかりでまだまだ勉強中なので、そんなアッパーなレベルで会社を見る余裕がないため、かなり斜め読み。

でも『優先順位を決めるための四つの法則』は気になった。

1)過去ではなく未来を選ぶ
2)問題ではなく機会に焦点をあわせる
3)横並びではなく独自性を持つ
4)無難なものではなく変革をもたらすものに焦点をあわせる

あとは、もう、組織から得られるものは何なのか。

自分は、何によって憶えられたいかを常に考える。

そんなところがエッセンスじゃないかと。あくまでも個人的観点から。

ちなみに私は何によって憶えられたいかというと・・・







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町田康 『テースト・オブ・苦虫7:自分を憐れむ歌』

私も、最近多い、「自分を信じて夢を諦めず、願い続けたらいつか叶う」とか「自分らしさが大切さ、キミはオンリーワン」みたいなチープな自己啓発ソングがあまり好きではない。

云わんとするところは分かるけれど、私の場合は昔から個性的、変わっていると言われて育ってきたため、できれば人並みに、平凡に、その他大勢に埋もれて目立ちませんように、と日々願いながら生きているので、あまり賛同できないのだ。

だから私はなるべく自分を小さく小さく、目立たせず、ひっそりと物静かに生きようよ~なんて歌はないので、時代を経てもはや意味も半分分からない長唄なんてぇのを、習ってるの。

習ってるの。

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ジェナ・ピンコット 『あなたがその人を捕まえたいと思ったら?』


これは恋愛HOW TO本ではなく、もっと男女の脳内を掘り下げたデータに基づく事実本、のよう。
こちらもまた友人の本棚より。読んでいたら、多分以前に立ち読みしたことがあるんだろう、既読感があった。でも、しっかり学習した。

まず、次に好きな人に会うときには、じっと目を見つめて話してみましょう。コツは少しずつ目を合わせる時間を長くすることらしい。これはタダでできるから、変に思われない程度に、すぐ実行すべし。すぐ会えないのが残念。

それから、体臭が好きになれない男とはうまく行かないとも書いてある。これは積極的に近づきくんくん嗅いで見るほかないのだけれど、ハードル高いな。こそっとジャケットでも匂ってみるべきか。それもあやしいけど。

次に、相手の気を引く最強のシグナルは、微笑み。これもFree!(何でもお金と絡めて考えるのを、やめようよ。)

最後に気になったところを引用。

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「愛とは、一人の人間と残り全ての人間との違いを大げさに誇張することである」と言ったのは劇作家のジョージ・バーナード・ショー。95%の人々が自分のパートナーは容姿も、知性も、人としてのあたたかさも、ユーモアのセンスも平均以上だと考えていることから、彼の言葉には一理あるようです。・・・

誰かと真剣な関係を長期的に築くには、自分の恋人が他の誰よりもいいという確信が必要であり、このような確信には適度な自己欺瞞が必要です。(←これが笑える)・・・恋人が理想的だと思っている人ほど、きっと二人の関係に満足しているでしょう。

・・・男性の場合は特に、相手が自分に持っているよいイメージが事実であれ単なる思いこみであれ、自分が理想化されている場合にもっとも幸せを感じることがわかりました。お世辞は、二人の関係にはマイナスにはならないようですね。(なる。今度は褒め殺し作戦か?)

・・・もちろん彼を理想化する際には、彼を偶像化しないことが重要です。・・・調査の結果もっとも幸せなカップルは、相手に失望したとしても、それを可能な限りポジティブにとらえ、否定的な気持ちを持たないようにしていることが分かりました。

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つまり、彼を理想化し、理想と思う点を褒めまくり、気になるところがあっても前向きに考える、こういうことを続けていくと、脳が働いて単なる思い込みではなくなっていくと。潜在意識に植え付けられていくと、そういうことかしら。

まぁ確かに、傍から見て「なんであの人とあの人が?」とか思ったり思われたりということが多々あるだろうけれども、二人の間に理想化の橋がかかっていたらもう、他人と同じ目で相手を見られないっつーことなんだと思えばそういうのにも納得できる。

ん~こういうのを読むとすぐに実行したくなるけれど、遠距離片想いってすぐ実行できないのが辛い!次回は必ずや上記を実行、いいかげん決めたい、そんな季節。


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2010年11月1日月曜日

パトリス・ジュリアン 『生活はアート』

友達の本棚より。

パトリス・ジュリアンは勝手にシェフだと思っていましたが、フランス大使館で働いていたり、日仏学院の副学長だったり、その前にはポルトガルやタイに駐在していたり、ほ~んと、いろんなことをされてきたお方なのだと知った。

超、心に突き刺さった言葉は、

「もし、今の自分を変えようと思ったら、まず変えるべきは食べものです」

分かってるんだけどねぇ、と思いつつ今夜もモンブランプリンを食べています。



あかんやないの。


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