2010年11月19日金曜日

中村薫 『正信偈62講 現代人のための親鸞入門』


私の家は軽く熱心な浄土真宗本願寺派なの。今年は親鸞聖人750回忌ということで、にわかなブームになっていろんな企画がある。

祖母は朝晩この正信偈(しょうしんげ)を読み、各種法要、毎月のお勤めなどでは家族で合唱&合掌という子ども時代だった。でもこれけっこう長くて、ただ読むのではつまらないので、お経の本の説明書きを適当に読んでいたのだけれど結局その場では頭に残らないので、改めて本を読んでみようと思った次第。

ちなみに正信偈の歌いかたもなかなか面白く、真剣に歌おうとしたらそれはそれで面白い。特に、私は後半にちょっと音があがったりさがったりするところは妙にツボで。

とにかく、読んでみたならば相変わらず難しくてまったく頭に入らない。そして、社会問題などとリンクさせて、話を広げているので、なんかちょっと焦点がずれてしまう気がして。毎日のこころがけでこういうところは正信偈によればこうするんだ、みたいなことがさくっと書かれてある本はないものかと。

実はまだ読みきっておらず、半分ほど残っているのでスピードアップしようかしゃん。


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