2010年11月14日日曜日

茂木健一郎 『脳が変わる生き方 人はどこまでも成長できる』



これは、非常に勇気付けられた一冊。

「人生で大事なことは、どうなるかわからない、「偶有性の海」に飛び込むことです。自分と異質な何かが来たとき、古い自分を守ろうとせず、そこに飛び込んでみてください。」

「ある行動の結果、ドーパミンという報酬物質が出たら、その行動は強化されます。これが強化学習です。全力でやっとできるくらいの目標を設定して突破すると、もっともドーパミンが出て、教科学習が成立します。」

「どうなるかわからない状況の偶有性こそが、報酬物質を脳に出させ、学びを促す一番のきっかけです」

「直観力を磨くには、体を動かすことです。」

「自分が何者か決め付けないこと、自分の正体がわかったと思わないこと、そして、どうなるかわからない偶有性を楽しめること。人生ではこれが大事です」

「いかに生きるかを教えてくれる学問こそが、本当の学問です。」

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ここまで来たらもう人は変わらないとか、言うけれど、そう決めつけてしまってトライしないのはもったいない。やっぱり。それから、不確実なことばっかりの人生をいかに楽しめるか、結論が見えないところへどうつっこんでいけるか、それが大事。

不確実なことばかりで不安は不安だけれど、最近心配してもどうしようもないか、とは思えるようになってきた。愉しむというレベルまでは、あとちょっと。


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