2010年11月3日水曜日

ジェナ・ピンコット 『あなたがその人を捕まえたいと思ったら?』


これは恋愛HOW TO本ではなく、もっと男女の脳内を掘り下げたデータに基づく事実本、のよう。
こちらもまた友人の本棚より。読んでいたら、多分以前に立ち読みしたことがあるんだろう、既読感があった。でも、しっかり学習した。

まず、次に好きな人に会うときには、じっと目を見つめて話してみましょう。コツは少しずつ目を合わせる時間を長くすることらしい。これはタダでできるから、変に思われない程度に、すぐ実行すべし。すぐ会えないのが残念。

それから、体臭が好きになれない男とはうまく行かないとも書いてある。これは積極的に近づきくんくん嗅いで見るほかないのだけれど、ハードル高いな。こそっとジャケットでも匂ってみるべきか。それもあやしいけど。

次に、相手の気を引く最強のシグナルは、微笑み。これもFree!(何でもお金と絡めて考えるのを、やめようよ。)

最後に気になったところを引用。

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「愛とは、一人の人間と残り全ての人間との違いを大げさに誇張することである」と言ったのは劇作家のジョージ・バーナード・ショー。95%の人々が自分のパートナーは容姿も、知性も、人としてのあたたかさも、ユーモアのセンスも平均以上だと考えていることから、彼の言葉には一理あるようです。・・・

誰かと真剣な関係を長期的に築くには、自分の恋人が他の誰よりもいいという確信が必要であり、このような確信には適度な自己欺瞞が必要です。(←これが笑える)・・・恋人が理想的だと思っている人ほど、きっと二人の関係に満足しているでしょう。

・・・男性の場合は特に、相手が自分に持っているよいイメージが事実であれ単なる思いこみであれ、自分が理想化されている場合にもっとも幸せを感じることがわかりました。お世辞は、二人の関係にはマイナスにはならないようですね。(なる。今度は褒め殺し作戦か?)

・・・もちろん彼を理想化する際には、彼を偶像化しないことが重要です。・・・調査の結果もっとも幸せなカップルは、相手に失望したとしても、それを可能な限りポジティブにとらえ、否定的な気持ちを持たないようにしていることが分かりました。

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つまり、彼を理想化し、理想と思う点を褒めまくり、気になるところがあっても前向きに考える、こういうことを続けていくと、脳が働いて単なる思い込みではなくなっていくと。潜在意識に植え付けられていくと、そういうことかしら。

まぁ確かに、傍から見て「なんであの人とあの人が?」とか思ったり思われたりということが多々あるだろうけれども、二人の間に理想化の橋がかかっていたらもう、他人と同じ目で相手を見られないっつーことなんだと思えばそういうのにも納得できる。

ん~こういうのを読むとすぐに実行したくなるけれど、遠距離片想いってすぐ実行できないのが辛い!次回は必ずや上記を実行、いいかげん決めたい、そんな季節。


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